あの夏、いちばん静かな海。というか稲村ジェーンの話
「あの夏、いちばん静かな海。」

俺はいわゆる「北野映画」にはたいした思い入れは無いんだけど、「あの夏、いちばん静かな海。」は好きな映画の一本だ。耳が聞こえないサーファーの話なのでセリフが殆ど無くそれが余計にシーンを印象付けていたと思う。jizouさんは「サーフィン映画では無いと思う」と評していたが、俺的には主人公がサーフィンにどんどんハマっていく様に共感するところは多かった。バスを降りて走るシーンは俺も印象に残っている。
ラストのシーンは僕も「おぃ!膝波で流されたのか!?」と思わず画面にツッコんでしまったが。あと、80年代バリバリの久石壌の音楽と、最後のタイトル大写し「あの夏、いちばん静かな海。」のクサさはご愛敬ということで(^^;)
この映画を最初に観たのは確か一昨年の夏のことだ。「夏だ!サーフィン映画だ!うぉおおお!」と、いきなり思い立ってビデオ屋でサーフィン映画ばかり借りて観た中の一本だった。その時一緒にレンタルした「稲村ジェーン」の酷さが余計に「あの夏、いちばん静かな海。」を引き立てていたのかもしれない。
とにかく「稲村ジェーン」の酷さと言ったら無かった。まず、サーフィン映画なのに主人公がサーフィンをしているシーンが無い!(フラットな海でパドルしているシーンはあったが)。というかサーフィンのシーン自体が皆無だったような気がする。そして、伝説の台風「稲村ジェーン」が来たその日、その波を何年も待ったはずの伝説のサーファー(おっさん)2名は「恐くて(海に)入れねーよ」とサーフィンを拒否!、そして主人公は大波の海に行かずなぜか山の中で女と一晩中ダンス!。最後はヘボい特撮でなんだか煙に巻かれたようなエンディング! まるでサンダーブレイク(*グレートマジンガーの必殺技)に打たれたような衝撃を観てる我々に与えてくれた。サーフィンというか、人生をなめとんのか桑田佳祐!と熱くなれること間違い無しだ。
あまりのショックに、「稲村どーよ?」と某MLにメールを出したら、shuntさんから
「あの映画はサーフィン映画と思っちゃイカン、桑田の音楽を聴くためのMTVだ、要するにフットルースだ」
とのコメント、なるほどなぁ、さすがこの人解っているなぁ。
澄人からも
「風俗嬢 清水美砂に 濡れ場無し」
との七語調の有り難いコメントを頂いた。
まぁそういう映画だ、ギャグだと思えば楽しめるかも。
#しまった、全然「あの夏...」の評になってない(^^;)
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2847/9573871
この記事へのトラックバック一覧です: あの夏、いちばん静かな海。というか稲村ジェーンの話:
» ”あの夏、いちばん静かな海。”映画のココロ [波と天気とあしたのココロ]
勝手に映画批評 題名”あの夏、いちばん静かな海。” 観ている時は面白いけど観終わった後何も印象に残らない、 そんな映画があるけど、 この映画は印象に残っている... [続きを読む]
受信: 2004年1月 5日 (月) 22:26






コメント
稲村ジェーン、まだ観てないです、周りの評判がイマイチなんでつい借りそびれてます、どの位のものか一度は観てみたい(^_^;)時間が有り余ってるときにでも。
投稿: jizou | 2004年1月 5日 (月) 22:25
駄目だな〜あの稲村ジェーンに秘められてる
ソウルが読み取れないようじゃ(嘘)
思えばカセタイシュウの悲劇はあそこから
始まったのかもね。
投稿: shunt | 2004年1月 6日 (火) 10:04
桑田佳祐自身は、「稲村ジェーン」をどう思っているのだろう。
また、「稲村ジェーン」を見て、サザンのファンをやめた奴はいるんだろうか。
さらに、あの映画のプロットを作った奴は、
編集した奴は、
宣伝した奴は、
今どこで何をしているんだろうと思う。
投稿: db | 2004年1月 6日 (火) 17:58
主演の加勢大周もどこで何をしているんだろう。。。
*
あっ高井さんBlogはじめたんですねぇ。リストに登録しとくです。
投稿: あとむ | 2004年1月 6日 (火) 18:08
じぞうさんも「あの夏」をもう一回見るのだったら是非一回「稲村」を見て欲しいなぁ。
投稿: あとむ | 2004年7月 6日 (火) 23:10